広く浅く雑多に活動しているブレブレな腐女子「猫田芳仁」がブログをはじめてみました。小説書いたり絵を描いたり、編み物したりしています。
プロフィール
HN:
猫田芳仁
性別:
女性
職業:
よくわからない
趣味:
たくさん
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どうも、吾輩です。
原稿を用意しても同人誌を出すのが面倒です。
原稿を用意するのが一番大変だろうよという話なのですが、案外そうでもないのです。同人誌として発行するためには原稿以外の物もいろいろ必要なのです。
吾輩は小説同人の人なので、それを前提にめんどくさいところを挙げてみます。
◆原稿の体裁を整えるのが面倒
漫画ならともかく文章だと、最初からがっちり段組みして文字数指定して、とかやりません。吾輩の場合、基本的にメモ帳で書いています。もっと高機能なテキストエディタを使っている方もたくさんいるようですが、いまのところ不便していないので。
それを本の頁として整った体裁にしていくのですが、これがまーめんどくさい。
頁がこの大きさなら何行で、行当たりの文字数は何字が正しいの? 文字サイズは? 行間は? 余白もいじるの? と、調べることがたくさんあります。なんとかかんとかPDF化に成功するも、なぜか「」がずれている! ガッデム!
というふうに、慣れない作業&不測の事態がたくさん襲ってきます。めんどくさいです。
◆表紙を描くのが面倒
なまじっか中途半端に絵を描くもんですから「表紙は自分で描かなきゃ。イラスト表紙にしなきゃ」という強迫観念持っていた時代が吾輩にもありました。
普通の一枚絵より面倒です。表紙。
タイトルが入ることを考えなければいけないし、できればタイトルの字を格好良くデザインしたい。もちろん作品の内容を踏まえた絵にもしたい。
自分が書いた小説の表紙でさえこんなに面倒なのだから、依頼されて表紙描いている人ってスゲー。
開き直って作ったのが「破滅」。
真っ黒に白抜き文字。
しかし比較的硬派なジャンルだからこの表紙ができたのであって、キャラありきの萌え萌えキュンでエロエロな内容だったら通用しませんよねこれ。
そういうジャンルの方はどうしているのだろう。やっぱり依頼だろうか。
◆根本的な問題
入稿可能なPDFファイルを作り、表紙画像を推奨解像度で作り、さあこれで入稿だと言うところまでこぎ着けたとしましょう。
そもそもこれを確認せず同人原稿をばしっと作る人はいないと思うのですが……印刷費という壁が立ちはだかります。
本のサイズやページ数にもよりますが、おおむね万単位です。貧乏人にはしんどい金額です。少部数だと、元を取るには相場の数倍になる単価が必要だったり(なので全部はけても赤字)、逆に単価を下げようとたくさん刷ると在庫の山を抱える羽目になります。
最近は1冊から刷ってくれるサービスもありますのでそういうの探すのもテです。ただしそういうところは縛りが厳しい傾向にあります(成人向け印刷不可、会社のロゴがすごく目立つ等)。
吾輩はジャンル的に数をさばくのが困難なので(一次ホラー。誰得)1冊からのところを利用しました。10冊刷って、送料込みで4000円ちょっと。販売時の価格は1冊500円です。1冊は見本兼自分用なので、残り9冊が全部はけて缶ジュース1本分程度の利益が出る計算です。
3冊はけました。
儲からないとわかってやっているとはいえ、数字で表れてしまうと非常にクるものがあります。
つらい。非常に。
この「金払った作った本が売れないのがつらい」という部分も同人誌を出すことを躊躇する材料かもしれません。
◆作った後も面倒
同人誌を売る場合、即売会か書店委託になると思います。書店委託はしたことがないのですが、審査もあるし漠然と大変そうな印象があります。即売会参加は一緒に来てくれる友達がいればいいけれど、1人参加はただひたすら暇です。前日の睡眠時間を削った場合、睡魔との戦いです。誰も声を掛けてくれませんからね!
そして売れ残った在庫を少しでも減らそうと、自家通販をしたりするわけです。今は手続きを代行してくれるサイトも増えてきましたから、昔ながらの自家通販をしている人は少ないでしょうけれど。
で、通販しても売れないから、在庫の山に埋もれて暮らすは目に……。
◆楽をしたい!
楽をする目的で吾輩がたどり着いたのは電子書籍です。
原稿の体裁も印刷するときほど神経質にならなくていいですし、在庫持たなくていいですし、常時販売できますからね。
ま、1冊も売れたことないんですけれど。
販売しているところを貼っておくので、お暇だったら試し読みだけでもしていってくださいよ。
面白かったら買ってね。
booth(https://shell-graveyard.booth.pm/)
メディバン(https://medibang.com/creators/myContents?cat=b)
パブ―(http://p.booklog.jp/users/catyoshihito)
ではまた。
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