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広く浅く雑多に活動しているブレブレな腐女子「猫田芳仁」がブログをはじめてみました。小説書いたり絵を描いたり、編み物したりしています。
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プロフィール
HN:
猫田芳仁
性別:
女性
職業:
よくわからない
趣味:
たくさん
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 どうも、吾輩です。
 一人称について熱く語っていこうと思います。
 


 一人称小説ではなく一人称のみの話です。
 わたしぼくおれ。
 小説を書く際にこれの書き分けがすっごく好きなので、吾輩が何基準で書き分けているかぶっ散らかします。読んでくれると嬉しいです。
 あと男性キャラが多いので、男性一人称に力が入っています。
 
 ***
 
・私
 
 一番没個性な印象。名前なし主人公(ホラー展開で死ぬ感じの)に使いやすいです。
 男性ならビジネスライクで硬い印象。女性は大人の落ち着いた雰囲気。
 
・わたし
 
 私よりややキャラ感が出ます。汎用性高し。一般人から超常の存在まで。宅のやんごとない紳士の皆様はだいたいこれ。
 ひらがなのほうがなんとなく色味(色気ではない)が出る気がします。
 
・あたし
 
 若い女性。特に不良でなくても使う感じです。
 
・アタシ
 
 蓮っ葉な女性。「あたし」よりなげやり感があります。将来の展望がない不良娘みたいな。
 自キャラでは唯一死霊遣いのお姉さんが使っているくらい。
 
・わたくし
 
 吾輩の中ではちょっと扱いづらいイメ―ジの一人称。一人称4字ってわりと長いので、この一人称で一人称小説をやると文章のテンポがいささか狂います。
 がちがちに規律にうるさい使用人のイメージ。二次元における執事的なポジション。女性ならお嬢様か。
 地のセリフも堅苦しく、男性なら「ございます」とか「さようで」を連発しそうな感じ。お嬢様キャラなら「うふふ」と口に白魚のような手を当てて木陰でお笑いになる。
 でも、「わたくし」「ですわよ」のお嬢様が前線に出てバリバリ戦うのも大好きです。
 
・妾
 
 これにいろんなルビを振ります。
 わらわ/わたし/わたくし等。
 中華古典で「あたくし」のルビが振ってあったときは最高だった。迸る毒婦感。いつか使いたいです。
 
・僕
 
 賢そう。
 性格はまちまち。引っ込み思案な「僕」もいれば自信家で鼻持ちならない「僕」もいます。でもどっちにしろ賢そう。一人称僕のバカキャラってあんまり見ない気がします。
 ボクっ娘の一人称であった場合、「ボク」よりカジュアル感が低く真性電波度合いが強そうなイメージ。
 
・ぼく
 
 没個性だけど「私」「わたし」ほど汎用性がないので使いどころに困る一人称です。ぼく系である程度キャラ立ってたら「僕」か「ボク」に振り分けてしまうのであまり使いません。
 自キャラでこの一人称を使ったキャラを探してみたところ2人。「豪邸の廃墟の意思」と「電波系ヒーロー」でした。プレーンな一人称なのに癖が強すぎる。
 
・ボク
 
 背伸びしたがきんちょが使うと非常にかわいいです。大人にはあまり似合わないかも。
 個人的に、後述する「オレ」お兄さんのローティーンバージョンみたいな子が「ボク」だと好きです。地の口調はヤンキーなんだけど、一人称だけ修正し損ねてる不手際感。
 完全にデモンベインの影響です。
 
・俺
 
 一般男性。「私」より下がるが比較的オフィシャル感のある一人称だと思っています。一人称主人公に無難。
 10代~20代前半男性はだいたいこれ。DQN要素あったり厨2病入ってたりすると「オレ」になり、達観した感じがあると「おれ」に振り分けることもあります。
 
・おれ
 
 大人の余裕。
 遊び心のある壮年男性に使ってほしい一人称です。
 自キャラだと、女性なら「アタシ」枠に相当する蓮っ葉なおいちゃんが多いかも。
 
・オレ
 
 血の気の多い若造。
 キャンキャンうるさいキャラに相性がいいです。「ウゼーんだよぉッ!!」と壁を殴って叫びだしそうなお兄さんにどうぞ。
 
・己
 
 これで「おれ」と読みます。初めて見たのはニトロプラスのゲームだった気がする。
 一本芯の通った30歳以降の武人に使ってほしい一人称です。
 
・自分
 
 体育会系。先輩後輩でいうと後輩ポジション。
 スポコン的暑苦しい率が高いイメージ。でも乾いた人間関係の中の「自分」も好きです。
 
・吾輩
 
 ネット上における自分の一人称です(笑)。
 キャラに使うときはキャラ自体も特殊というか、癖のある性格が多いです。現代日本ではまず使われない一人称ですから、現状ファンタジー作品のみ。
 
・我輩
 
 我って入っているからか、吾輩より我が強くて対応が面倒くさそうなイメージ。
 キャラクターの一人称としては吾輩のほうが好きなのであまり使いません。
 それぞれ「吾が輩」「我が輩」と表記するとまた印象が違いますが何が違うのかはうまく説明できない。
 
・拙者
 
 サムラーイ! 語尾が「ござる」かはお好みでどうぞ。
 
・某
 
 拙者よりおしゃれっぽい気がします。なんとなく。
 あと拙者だとどうしても侍のイメージがしみついていますが、某はぎりぎり西洋系軍人あたりにも使えそうに思っています。
 
 ***
 
 だいたいこんなもんでしょうか。
 ほかにも「ミー」とか「朕」とかありますけど使ったことないので割愛。「臣」は1キャラだけいますが取り扱い特殊すぎてやっぱり割愛。
 これからも一人称に無駄なこだわりを発揮していきたいと思います。
 
 ではまた。
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