広く浅く雑多に活動しているブレブレな腐女子「猫田芳仁」がブログをはじめてみました。小説書いたり絵を描いたり、編み物したりしています。			
						
					プロフィール				
				
HN:
猫田芳仁
性別:
女性
職業:
よくわからない
趣味:
				たくさん
					P R				
				×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
 どうも、吾輩です。
 仮面ライダー龍騎の登場人物、東條悟と「ヤンデレ」について考えてみます。
 ネタバレ上等。
 東條悟/仮面ライダータイガは研究室の仲間、師、命の恩人を次々と手に掛けていく狂気のライダーです。自ら手を下した師の亡骸を抱いて涙したり、殺す理由を問われて「大切な人だから」と答えるなど常軌を逸下エピソードが多数あり、一部ファンからはヤンデレとして語られることもあります。
 しかし彼は本当にヤンデレでしょうか。
 彼の「大切な人だから殺す」という行為はそれだけ抜き出してみればヤンデレ的ではありますが、実はデレが欠如しています。
 これが「大切な人を独り占めしたいから殺す」とか「大切な人が顧みてくれないから殺す」、「大切な人が裏切ったから殺す」あたりならヤンデレかもしれませんが、東條くんは違います。彼は「大切な人を殺せば英雄に近づくから殺す」のです。
 つまり「大切な人」が東條くんを大切にしようがないがしろにしようが関係ありません。師とは最終的に意見が食い違い「裏切られた」に当てはまっていますが、彼の動機からして、遅かれ早かれ師は殺されたのではないかと吾輩は思っています。
 愛であれ憎しみであれ、ヤンデレが「大切な人への感情」で動くのに対し、彼は「”英雄になりたい”という夢の実現」のために動いているので特定個人に対してデレがないのです。
 恩人佐野くんに「俺たち友達だよな」と問われて頷いたことをデレに数えるのではないかという意見もありそうですが、友情とデレは分けます。
 彼をヤンデレに関連づけるなら、病的な「英雄」への憧れと、そこに向かうために取る行動が(見ている側からすれば)不適切であることを考えると「英雄という概念に対するヤンデレ」と取ることもできるかもしれません。
 屁理屈。
 ヤンデレ難しいです。
 ではまた。
PR
					この記事にコメントする
				
	
