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広く浅く雑多に活動しているブレブレな腐女子「猫田芳仁」がブログをはじめてみました。小説書いたり絵を描いたり、編み物したりしています。
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プロフィール
HN:
猫田芳仁
性別:
女性
職業:
よくわからない
趣味:
たくさん
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 どうも。吾輩です。
 今回は二次創作の話をしたいと思います。


 ほぼ一次創作の吾輩ですが、二次創作もたまにはします。pixivのアカウントを見ていただければわかるとおり、主に小説で、いくつか書いております。
 実はあるきっかけで、二次創作にちょっと恐怖感を覚えてしまいました。それからは人様の作品はなんぼでも読めますが、自分で二次創作する気持ちがかなり目減りしております。
 粘着されたとか、晒されたとか、直接的な「怖い目」ではなく、人によってはむしろうれしいくらいのことだったのですが「世の中にはこんなのを怖がる奴もいるんだな」程度に読んでくださると幸いです。
 結構前のことなのですが、とある作品が好きになり、深く考えず二次創作小説を投稿しました。吾輩が投稿した時点でかなり盛り上がっていたいわゆる旬ジャンルで、当時すでにイラスト、小説問わずかなりの作品があったはずです。
 吾輩が投稿した小説はCP要素もエロもなく、キャラ数人がほのぼのしているだけの益体もない内容だったのですが、これがびっくりするほど伸びてしまいました。閲覧数はもちろん、ブクマもガンガンつき、好意的なコメントももらえて、フォロワー(pixivのね)が10倍以上になりました。デイリーランキングのかなり上位にも入った記憶があります。
 当初はとにかくうれしくて、調子に乗って続編も数本書いたりしていたんですが、だんだん、怖くなってしまったんですね。
 当然のことながら、これは吾輩の実力ではなく、ジャンルの大きさによる人気であるわけです。
 ランキング入りしたんだから実力もあるのでは? と思われるかもしれませんが、ほのぼの系はとにかく間口が広く、二次創作においては非常に人気がある作風です。普段、どちらかといえば、耽美だったり残虐だったりする一次小説を書いている身としてはジャンル人気も相まって「世間におもねって高評価を得た」という感じでした。自ら望んで書いたはずなのに。
 流行に乗って有名になってやろうとしたわけではないのです。ただ、吾輩もほのぼの二次が好きだからそういうのを書いてみたかっただけなのです。
 結局、その作品群は通知も一切せず全部削除しました。
 その作品の二次創作を楽しみにしていてくれた方には申し訳ないことをしたと思いますが、自分の精神面のためにはこれでよかったと思っています。
 あのまま続けていたら、その流行りジャンルに依存してしまったと思いますし、閲覧数やブクマ数が「それがあたりまえ」になってしまったと思います。勿論、フォロワー数はがくんと減りましたが、後悔はしていません。
 そのしばらくあと、ジャンルが劇的に荒れたので、その前に撤退してよかったな……。
 イラスト、小説を問わず、いまだにその作品を超える閲覧数は叩き出せていません。
 でも、一次創作でもブクマしてくれたり、フォローしてくれる人が少しずつでもいて、本当にありがたいと思っています。
 他の人が二次創作をすることを、否定する気持ちはありません。むしろいつもごちそうさまです。
 ただ吾輩個人としては、二次創作、少なくとも流行りジャンルに手を出すのは怖いなーと思った。それだけの、益体もない話です。
 ではまた。
 
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