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広く浅く雑多に活動しているブレブレな腐女子「猫田芳仁」がブログをはじめてみました。小説書いたり絵を描いたり、編み物したりしています。
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プロフィール
HN:
猫田芳仁
性別:
女性
職業:
よくわからない
趣味:
たくさん
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 どうも、吾輩です。
 これ、カクヨムにも投稿した話なんですけど、賑やかしとしてこっちにも書いておきます。
 メンヘラ&オカルト注意。
 そういうの嫌な方はバックプリーズ。


 何かの折に「タルパ」と言うものを知りました。
 存在しない架空の人物の設定を作り、彼/彼女がそこに居る物として話しかけ続け「自分が言ったことに対し、彼/彼女はこう答えるだろう」みたいなシュミレーションをしていくことで、実際に「そこにいて、意思を持ち、話しかけてくる」ようになるのだとか。詳しくはぐぐってみてください。
 
 興味本位でやってみました。
 
 小学生の時に似たようなことを仲良しグループでやっていたので、それを思い出しつつ。創作畑の者ですから「こっちが○と言ったら、彼なら□と返す」というのもスムーズに想像でき、楽しかったです。
 
 で、タルパには「依り代」を用意することがあるそうです。魔術的な雰囲気があるせいか、パワーストーンが好まれるそう。作ったタルパは「緑色の石」を依り代としてほしがりました。もちろん「タルパの意思」なんてものではなく、吾輩に「タルパの依り代には石が好まれる」という知識があり、タルパに「目が緑色」と言う設定があったことから導き出されたものであることは確実です。
 外出の最、目的地からほど近い場所に天然石の専門店があったので、「注文」通り緑色の石を買って帰りました。彼は喜んでくれました。「喜ぶに違いない」と吾輩が思っていたからです。
 
 それからも数日「同居」もとい「ごっこ遊び」を続けたのですが、どうもおかしい。
 吾輩の、精神の均衡が崩れつつあったのです。
 ちょっといらいらしがち程度だったのがみるみるうちに最盛期(笑)近くにまで悪化してしまいました。理由もないのにギャン泣き、壁に向かって何度も謝る、大きな音が怖い、等々。音怖い以外の派手な症状は自宅でだけだったのが救いでした。で、タルパの彼は見かねて吾輩をなだめたり、いたわりの言葉をかけてくれる「設定」なわけです。吾輩にとってひたすら都合のいい存在なわけです。
 
 幸い早めに気づきました。
 これ、依存だ。
 
 吾輩は中2病全盛期のころに魔術もかじってたので「なにもせずにただやめたら、それはそれで何らかの影響があるかも」と思い(呪いや祟りが実在するというのではなく、気持ちの問題で)、気休めとして石を塩漬けにしたのちよく洗ってみました。もちろん、タルパへの話しかけ、そばに居ると思うのはやめる。
  
 悪化するのも早けりゃ治るのも早かったです。
 人の心って怖いなと思った一件でした。
 
 タルパを作っている方のブログなどを見ると、たいていのタルパ使いさんは崩壊に至ることなく、タルパと上手につきあっているようです。吾輩のはレアケースなのかしら。
 しかし「タルパ作りは意図的に統合失調症になることだ」という意見もあり、危険な遊びではありそうです。
 やってみたい方、止めはしませんが、よくよく情報収集したうえで熟考してからはじめましょう。
 
 では、また。
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