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広く浅く雑多に活動しているブレブレな腐女子「猫田芳仁」がブログをはじめてみました。小説書いたり絵を描いたり、編み物したりしています。
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プロフィール
HN:
猫田芳仁
性別:
女性
職業:
よくわからない
趣味:
たくさん
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どうも、吾輩です。
 15年ほど前に初めて出会って、たびたび読み返してきた大好きな小説を、再度読み返しました。

角川スニーカー文庫「吸血殲鬼ヴェドゴニア」上下巻です。
 今回の記事タイトルは登場するヒロインの台詞より。
 
 ニトロプラスから発売されている同名ゲームのノベライズ。原作をプレイしたこともあるのですが、やはり共に過ごした時間が長いせいか、吾輩の中ではヴェドゴニアと言えばノベライズ版です。
 
 年を経て読んでも、いや、年を経たからこそ、胸にぐっときます。
 
 吾輩は最初からウピエルさん推しです。
 他のキャラクターも大好きなのですが、いつもいつでも彼が最萌えであり、最燃えでした。
 
 人間時代は伝説のハードロックギタリストだったといういう異色の設定、その過去を色濃く残すキャラクター造形、なにより険のある美男子。
 彼の魅力は見た目だけではありません。主人公を揺さぶろうとして、彼と交流のある少女を吸血して下僕となすのですが、いつのまにかその少女に「揺さぶられている」という逆転。目も当てられぬほど残虐な描写の合間の、説明できないゆらぎ。
 幹部ポジションの中では最も早く退場してしまう彼ですが、その散り際の凄絶な美しさは安直な表現ですが「筆舌に尽くしがたい」ところがあります。
 
 ここがこう、とはっきり口では言えないのがもどかしい。
 とにかくウピエルさんは問答無用でカッコ良く、美しく、無慈悲で、魅力的なのです。
 最近新しい作品を読まなくなってきたので、彼のようなキャラに出会わず久しいです。
 逢いたいなあ。
 
 ではまた。

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